気候が良く少しずつ暖かくなってくると体を動かしたくなっちゃいますよね。ランニング、ウォーキング、またはジムでのウェイトリフティングなど、どんな運動でも気持ちの良い物ですが、中でも人気なのがサイクリングですよね。風を感じながら愛車を走らせるのはとても気持ちが良いですし、膝にも負担がかかりにくい優秀な有酸素運動です。

一方で、残念ながらサイクリストの増加に伴って死亡事故を伴う自転車事故が急増しているのも事実です。

 

安全に楽しくサイクリングをする為にも以下のポイントを守って、お気に入りの自転車でちょっと遠くまでお出かけしに行きましょう!

 

まずは装備の確認から。

 

まずは自転車の状態をしっかりと確認しましょう。シートの高さ、ライトの電池や充電、タイヤの空気圧は充分かどうか。夜に走るのなら、ライトだけでは無く、反射板を付けておく事が得策でしょう。また、バックミラーやベルも装備することで歩行者とのトラブルも避ける事が出来る可能性が一段とアップします。

見えるようにする

 

先ほどの反射板も便利ですが、全てのドライバーから見えると言う万能な装備という訳ではありません。夜間走行時は特に目立つ服装を着る事を心がけましょう。蛍光色やネオンカラーの専用ベストも販売されているのでそういった商品を使うのもかなり有効だと言えるでしょう。

 

ヘルメットは絶対必須

 

ヘルメットを被っていれば、死亡事故にはならなかった。こんな事故が多発しています。

確かに大人になり、髪型を気にしたり、見た目的にもヘルメットを被って自転車に乗る事への抵抗が全くない人は少ないはずです。しかし、交通量の多い道路を走る場合はもちろん、近場であっても大事な頭を守るヘルメットを着用する事は本当に命を左右するのです。

 

一回の転倒で人生が変わってしまうという気持ちを常に持っていれば、ヘルメットを被る事への抵抗なんて薄れるはずです。また、最近はかなりスタイリッシュで軽いヘルメットなどもたくさん販売されていますので、見た目的にもとてもお洒落な物ばかり。

しっかりと説明書を読み、頭にジャストフィットする形で被って頭を守りましょう!お願いします。

 

交通ルール厳守

イヤホンを耳にして携帯電話をいじりながら自転車に乗る若い人をたくさん目にしますが、あれは絶対だめです!歩道は歩行者優先にも関わらず、我が物顔で猛スピードで走り抜ける人を見るととても肝を冷やされます。

常に周りをよく見て、警戒しながら自転車を運転する事を心がけて下さい。また、道路に出る際には必ず左右を確認し歩行者や車には細心の注意を払いましょう。

 

最後に

 

自転車は決して安全で手軽な乗り物ではありません。人と事故を起こせば、最悪の場合加害者となり、重い罪に問われる事もあります。また、まだ若い人ならば咄嗟の判断で危険状態を回避する事ができるかもしれませんが、筋肉の衰えた老人では同じようなリアクションは出来ないでしょう。怪我の回復速度も全く違うのです。

 

自転車だから。と決して油断せず、安全策をしっかりと取りながら楽しくサイクリングをする事を常に心がけて行きましょう。それは皆さん、ご安全に!